捻挫は、関節に許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つで、その多くは患部に痛みと腫脹、熱感を伴います。医学用語としては更に損傷部位を限局し、○○靭帯損傷ということが多いです。捻挫をした場合、靭帯や軟部組織の損傷がみられ、さらには部分的な骨折を伴う場合もあります。初期の治療としては基本的に損傷部位をテープやギプスで固定したり、アイシングを行う保存的な療法を行い、その後は損傷部位の可動域改善や血流の改善に取り組みます。当院ではそこからマイクロカレントを利用した組織を修復するための電気療法を行います。しかし、案外と患者さんが感じておられるのは負傷数か月後まで残る関節部位の痛みになるかと思います。どの部位でも起こりえる事ですが靭帯や軟部組織に肥厚したシコリのような部分が出来ていることがしばしば見られます。この部位を発見し解消することで長らく解放されなかった違和感を取り除くこと等が出来るのです。